光の射す方へ

7月19日は高校時代のダチの命日。

２年前の夏、油を積んで走って居た彼は一号線の戸塚警察署近く

のカーブでの横転事故であっさりと、逝ってしまった。俺はその日は

仕事で札幌に行ってそのまま休暇を取って、札幌時代に行きつけ

だったbarで呑んだくれていた。事故は夕方だったらしいけど、

仲間内に伝わったのが夜遅く。そっから彼らが連絡しなきゃ！っ

て思った時は既に、ド深夜。俺が携帯に入った電話で訃報を知っ

たのは既に3時頃を過ぎていたように思う。呑んでるもんだから

余計に信じられなくて酔っぱらいな反応を返した気もする。

予定を切り上げて帰ってそのまま皆で斎場に泊まり込んだっけね。



あれから、早いもんで二年。俺はその秋に当時の会社を辞めて、

更に先月その会社も辞めた。アイツが逝かなければ退職する決心

もある意味しなかったかも知れない。

（ホント、あの時は、「もっともっと何かしなきゃ！ココに居ち

　ゃ行けない！」なんて思って辞めたんだ。）



先のライブハウスで友達のライブを見た後、久々に集まった仲間

内三人で一日早いけどお墓参りに行った。アイツの好きだった缶

コーヒー買って、お線香買って、お墓を掃除して。



こんな俺でも、お墓に行くと心が澄むと言うか、気が引き締まる

っつーか。「オイ？ちゃんとやってんのかよ？」なんて言われて

る気分になったりしてな。



あぁ。何とかね。ボチボチやってるよ。



一旦、解散して晩に又集まって2時頃まで呑んでた一日でした。



画像はお墓参りの帰り道。厚めの雲の合間から光があちこち漏

れていて、Let it beの歌詞を思い出しながら撮った一枚。