破壊王 橋本真也逝く

報道によれば、プロレスラーの橋本真也選手が11日に40歳の若さで急死

脳幹出血で急死したそうです。



ZERO-ONEを設立したものの、怪我で長期離脱〜フリーとなったものの

秋の復帰へ向けて着々と準備中と報じられていただけに、驚く他は無い。

実際、ネットのニュース速報を見ていて、

「橋本真也って誰よ？」

「ん…え？あの橋本なの？」

って感じだった。



俺が橋本を初めて生で見たのは'９５・２・４の札幌中島体育センター。

欧州武者修行から凱旋帰国してきた天山広吉とのIWGP７度目の防衛戦。

以前勤めた会社の同期と雪の中連れ立って観に行ったんだ。



橋本は防衛記録を藤波辰巳選手の７回に並ぶか？という試合。天山はま

だまだ当時若手で確かあの時の天山は最年少挑戦者だったんじゃなかっ

たかな。橋本と天山の存在感の差は圧倒的だったけれど、相手の技を受

けまくって、返すっつープロレスの醍醐味がちゃんと見られた一戦だっ

た。



小川直也のデビュー戦に付き合い引退にまで追い込まれ、復活後小川直

也をプロレスラーにしたのは橋本だと思う。新日のリングに上がってい

た頃の小川は超ヒールだったものね。小川と言うソフトを生かせなかっ

たし、いっつも村上の乱入とか後味悪い形でしか終わってなかった。で

も橋本と組んでからというもの、「なんだちゃんとプロレス出来るんじ

ゃん」って思わせただけじゃなく、「ハッスル」なんて流行語の立役者

にしちゃったんだもの。



秋の本格復帰以降、武藤・蝶野とどう絡むのかやっぱり気になっていた

だけに、三銃士興行とか夢が夢のままになってしまって返す返す残念。



橋本真也氏のご冥福を心からお祈り申し上げます。